2015年1月23日金曜日

かんちがいしてるのはどっちなんでしょうね~?

はい、どうも、うにだすです。
2015/01/22付けで、クロネコメール便としての引き受けを廃止することが発表になりました。
そして、料金体系を見直し、「DM便」新設と小型貨物のサービス拡大を予定しているそうです。


もともと『メール便』とは、どういう定義だったのでしょうか?「信書」として認定されない「小荷物」を送付する。というところから始まってます。たとえば、「会議の資料」を追加で送るなどがイメージしやすいでしょうか?
サービスの枠を造った以上、利用数拡大ということで、法律上どこまでできるか?というのを模索することになります。そして、結果的に「信書」と同等のものを送るシステムまで構築しています。

過去のブログでも紹介したことがありますが、クロネコメール便ではいい思いをしたことがないです。たとえば、オイラはAUの携帯使ってるわけですが、キャンペーンの案内が届くことがあります。
大抵、期間過ぎてから到着しますw
意味ないんですよwクロネコで出す意味がないんですw。
ところが、出す立場になると、「郵便より安い」は魅力なんですねww

なぜ、「郵便より安い」のか?一番単純な比較は、「転送」と「還付」です。
「転送」文字通り、配達先が引越ししていたときに「転送」する。というものです。これは、受取人がヤマトに転送情報や依頼を出してればできますが、日本郵便のような堅硬としたものではないですね。
また、「還付」ですが、配達先が不明の場合はもちろん戻しますが、配達先の郵便受け箱に入れちゃった場合、そして、その部屋の住人がいなかった場合、管理人が定期的に回収して戻すということになります。クロネコでは『ポスト』がないので、呼ぶか営業所に持込しないといけません。

そして、運送法では、上記のことはありえないんですねww「メール便」は小型包装物や荷物と同じ取り扱いで対面交付ということになってますので、ピンポン押していなかったら持ち帰りしないといけません。

でも、実情としては大抵は「郵便受け箱」や「新聞受け」にはいってますよねww

こういういわゆる「手抜き」をしてるから、郵便より安いわけです。
ドライバーが悪いわけではなく(一部のドライバーはあくな人はいますがww)システム的に手抜いているんですねw

「信書」の定義がわからないから、できません。というのは、うそっパチなんですよ。
定義があいまいだから、始めたサービスじゃないですか??

そして、30数年前に「郵便業務の完全民営化」論とその郵便市場を独占したかったヤマトが実績欲しくて勝手にやったことですよね、もうけを見込んではじめたことです。
それを、人のせいにして、差出人が悪いから守れないとかいう、身勝手な理由をつけてサービス変更や料金改定するのは、言語道断なわけです。

誠意がまったく感じられません。

「儲かると思って、手を出し、30年我慢したのに裏切られた・・。」それはそっちの都合でしょ?w
なぜ利用者のせいにされないといけないんでしょうか?
ちゃんと「国にだまされた」って言わないとダメでしょww。

このあくまでも、「自分たちは正しい→国や郵便局や利用者が悪い」という発想が、正直言ってキモチワルイし、儲けを追求している民間企業とは思えない態度で信じられません。

さて、これを解決する方法がひとつだけあったんですね。それは前から言っているように、郵便の「第3種」・「第4種」の割引されている郵便を開放し、割引分を元々の国のサービスとして補助金化することです。
日本郵便も儲かるし、クロネコを代表とする「メール便」も配達できますから(そして補助金でますからw)サービス自体を終了することは無かったんですねw

まぁ、どちらにしても、「民営化」の当てが外れただけなので、自分が儲からないから人のせいという発表はどうなんでしょうね~?

~追記~
「信書」であるかどうか?について議論があるようですが、簡単に言うと、「通知文」は信書で「通知済み文」は荷物という解釈が正当だとオイラ思っています。
たとえば、「振込用紙が付いてる請求書」の本人宛は「信書」、本人から支払いをする人に回送するばあいは「物」なのでメール便でもOKという具合です。

たとえば「信書」の定義が壊れると、民法をだいぶ変更しないといけません。「請求権」なんかはだいぶ変わります
郵便で届いたら「請求権発生」(信書だから)、メール便で届いたら「請求権は発生無し」(荷物だから)というようなルールができかねません。
クロネコのチームはもう少し法律を勉強したほうがいいかもしれませんね~w(郵便法以外のねw)

~さらに追記~
クロネコは新サービスで「ポスト」に届けるそうです。
だ・か・ら、ポストって「郵便受け箱」ですからねw運送法違反になりますよ?
クロネコのHPはこちら→http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail-haishi/index.html

黄色枠・赤枠は目立つようにこちらでつけています。
HP本文には付いてませんw



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