2017年1月27日金曜日

「高齢者」の定義の一つを変えるらしい・・・。

はい、どうも、うにだすです。
2017/01/26のニュースで「高齢者は75歳から」という内容のものが出てましたね。
『高齢者の定義と区分に関する、日本老年学会・日本老年医学会 高齢者に関す る定義検討ワーキンググループからの提言』ということで、2017/01/06に発表があったものです。
これは現在の65歳以上をさらに年齢で3分割して考える。というもので、「准高齢者」(65~74歳)、「高齢者」(75~89歳)、「超高齢者」(90歳以上)の3種に分ける考え方だそうです。

※説明文(PDFファイル)はこちら→http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/proposal/pdf/definition_01.pdf

簡単に言うと、健康な人が多いんだから「高齢者」じゃないでしょう?というものです。

はぁ~・・・。ホントにバカですねw

この定義でいうと、「不健康者」は「高齢者」ということになりますが??そうなんですか?違いますよねw

ということで、この定義は後付けで出ているもので、政府の意向がものすごく前面に出ていると言わざるを得ません。

まず、「何をもって高齢者」というのか?がポイントになってきます。医学的な見地はさっぱりわかりませんが、普通に考えるなら、「平均寿命」、「健康年齢」、「骨折等「ケガ」のリスク」の3項目について少なくても考慮に入れなければいけませんよねww

今回の基準で、全く考慮されていないのが「60~64歳」の年齢区分についてです。オイラの感覚では「高齢者」です。
なぜかというと「還暦」を超えているからです。
それだけではありません。「成人」とされる「20歳」の3倍です。つまり、成人してから同じ20年を2セット過ぎているんです。これは「高齢者」で間違いないですよw
一般的に、「0~19歳」を成人前、つまり「未成年」として、いくつかの制限を社会的に掛けているわけです。そして、成人(20歳)をすぎて大人になり「40歳」をすぎて「中年」になり、還暦(60歳)で「老年」となるわけです。
この老年(今風に言えば「高齢者」)をさらに、医学的な見地から3段階に分けて、医療の方針等の参考にする(例 手術をするのか?しないのか?など)という流れになるのが正解のはずです。

ところが、今回のは「75歳以上を高齢者とする」ことをいかに反発なく広めるか?ということに焦点が当たっているように感じましたねw

参照元のPDFファイルを見てもらえばわかりますが、文中に『内閣府の調査でも、70 歳以上あるいは 75 歳以上を高齢者と考える意 見が多い結果となっています』とあります。

だれの、どんな意見なんですか??おいらの意見が入ってないのは間違いないですww。

政治家が、または、政府が、次の選挙でも今を維持できると思うと、こういうマヤカシの情報が出てきます。そして、与党はだらしないので追求することすらできません。

肉体的にも、精神的にも、今までの生活習慣からでも、還暦過ぎたら「高齢者」なんです。そして、ここが大事ですよ、生きていくことに「がんばって」いるんです。「高齢者」で「がんばって」生きているんです。そこの努力を認めないで「ほら、健康だから、60過ぎても高齢者じゃないよ」とは?それを決めるあなたは「神」かなんかですか?何をもって決めているんですか?

あのね、がんばって生きてるのに、「がんばって生きてるのがあたりまえ」というのは、いま、頑張っている人に失礼なんですよ。これは、高齢者じゃなくても怒らないといけない内容ですよw

まぁ、100歩ゆずって、この意見が正しい。としましょう。では、今政府が進めようとしている成人18歳というのとは、どういう風にリンクしてくるんですかね?成人には早くする、高齢者としては遅くする・・・。整合性がどこにも見当たりませんが?
これが、『「成人」も遅くします。』という考えなら、まだわかります。が、そんな情報は一切出てませんよねw

と、なると、考えられるのは、「健康保険」の自己負担率引き上げ、会社に高齢者雇用の補助金打ち切り(70歳以上で補助金対象)各種補助制度の年齢引き上げ、住宅ローンの長期ローン(40年以上)年金支給開始の年齢引き上げ等、国の支払いに関する各種制度の「年齢」にかかる部分についての引き上げの根拠にしたい。というものです。

こんなの通るんですか??政府として、実際に制度改正するのは2020年以降だとは思いますが、こういうのほんとに許していいんですか?

前々からこのコーナーでは「選挙」にいってください。とアピールしていますが、今、若くても20年もたてば、中年~高齢者になるんです。もっと真剣に考えて、投票してほしいですねw

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