2015年12月8日火曜日

厚生省の役人は頭が悪いのか、天下り先のことしか考えていないのか・・・?

はい、どうも、うにだすです。

う~~ん、2015/12/0807の新聞記事であきれたニュースが出ていましたねw。
「130万円の壁」気にせずパート…補助金新設」(読売新聞 2015/12/08 ネット記事より)だそうです。

う~~~んw。違うんだよね~w。これではだめです。

この記事では、どのくらいの補助金が出るのか明確にはなっていませんが、いったん正規に払って、申告があれば会社に補助金として戻す・・。というシステムです。

そして、この補助金を使って労働者の賃金を上げてほしい(結果的に手取りを増やして~・・)という意味ですが、まったく役に立たないですねw

なぜなら、徴収率が変わらないので、どれだけ賃金が上がっても「支給額」に対する「手取り額」が増えないからですw。

新聞記事では、社保等の負担額が発生する最低限のライン(いわゆる「130万円」)を超えた時に超えてないときの最高額と同等の「手取り額」になるように賃金操作をしてください。というものです。

でもね、社保の支払いが発生するということは、(対象の所得が増えるので)雇用保険も税金も増えるんですよw

負担額が0円→5000円になったからって「支給額」に5000円上乗せればいい。っていうものではないんですw。

そして、会社側の負担金もあります。

0円→5000円ということは、会社も5000円の負担増です。ということは最低でも10000円の補助金をもらわないと「補助」したことになりません。

つまり、結論から言って「意味のない補助金政策」ということになります。

わかりますか?無能だっていうことですw。

以前から言っているとおり、「負担率」1%下げればいいんですよwこれだけでも年間金額でかなりのものが出てきます。
また、どうしても全体的な負担率を下げたくいないんなら、130万~180万のところの「負担率」を3%下げればいいんです。そしたら補助金出さなくても「手取りはあんまり変わらないかも??」と思わせることができます。

1カ月だけでも「年金」を個人で払えば「増える」という約束をとるとともに、「払っているほうが得なんですよ」という情報と、目先の「手取り」があまり変わらないということが浸透すれば、払う人は増えるんです。
また、会社負担もあまり変わらない(増えることには変わらないですけどねw)ということになります。

まったく、社会に影響力のある施策ならまだしも、これっぽちも影響のない「補助金」をだして、一部の企業だけ儲かる仕組みを作るのは、もういい加減やめてほしいですねw

だから厚生省の役人はアホ呼ばわりされるわけです。特に、この社保~年金ラインはですねw

※過去の独り言はこちら→http://unidasu01guti.blogspot.jp/2015/10/blog-post_11.html

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